Self-Enlightenment

フェイスブック若き天才の野望 5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた

所感

前半と後半で全く別の本です。

前半はベンチャー創成期の話で起業したい人間にとってこの本から得ることのできる普遍的なエッセンスは不可欠な血肉になると思います。スタートアップが陥りそうな難治、悪意がしっかりと記載されていてこれらの問題をいかに避けるかということが世界を圧倒するサービスを提供するには必要なのかを示していますね。

「いいかい、僕の人生の理想というのは、プロトタイプをうんとたくさん作ってほかの連中に完成と運営をやってもらうってことだ」

起業する人が夢見る理想ですね。

ほかにも

起業をスケールアップしていくためには良いタイミングで適切な人材を確保する必要がある。

またその人材はサービスのスケールによって変わってくる。スケールアップした際に必要無くなる人間も出てくる。

などラインマーカー必須の内容です!

あと地味に良いなーと思ったのがザッカーバーグが大事にしていたというガンジーの言葉です。

「世界を変えたければまず自分が変わらねばならない」マハトマ・ガンジー

うん、シンプルに良い金言。

でもって後半はfacebookというサービスがいかに顧客の情報を集めすぎてしまうサービスになっていったか、そしてその時どんなことにが起こったのかということに着目してfacebookの繁栄を書き綴っています。

SNS特有の問題もありますが、単純にこれからITサービスを提供する場合に現代のサービスがいかに個人情報を多く扱っているのかを認識させる内容もあります。

ちょっとだれてしまう内容かと。ただ間でちょくちょく良い考え方がさらっと書いてあります。

たとえば

シンプルを極めることがHITの最大の秘訣。

使いやすい。何も見ずに使い始められること。この重要性を知らないサービス提供者は何もわかっていないに等しい。

などがすっと出てきます。

結局、良いサービスを提供するための必要条件としてアイディアを練りは捨て、プロトタイプを短時間で作っては提供して周囲からFBを得るということが必要なんだな。。。と感じる今日この頃でした。

あのザッカーバーグでもFacebookを作るまでにもホワイトボードでアイディアを練りは捨て、プロトタイプを短時間で作っては提供して周囲からFBを得ていたとのこと。

ちゃんちゃん。

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