はじめに
キャンプマットは、テント内での寝心地を左右する必須アイテムです。
インナーマットと寝袋の下に敷くマットの違いや役割も解説!キャンプで快適に眠りたい人は必見です!
キャンプマットとは?
キャンプマット(テントマット)とは、テント内部の床に敷く、「敷布団」のような役割をするものです。テント泊の場合、地面が整備されていないことも多く、そのまま寝るのはかなり苦痛。そんなときに活躍するのがキャンプマット!キャンプマットはどのようなものなのか解説していきます。
キャンプマットの特徴
地面の凹凸を吸収してくれる
テントを設営したものの、地面が砂利や石などでゴツゴツした場所ではなかなか寝付けないもの。グランドシートを敷いただけでは体が痛いことも。テントマットは、ゴツゴツした地面の凹凸を吸収し快適な寝心地を確保してくれます。体を優しく包み込んで、キャンプでもしっかりと眠ることができる有能なマットです。
またテントマットを敷かずに寝転んだり荷物を置いたりした際に、重みでテントの床が破れてしまうのを防ぐという点でもマットは重要な役割を果たします!
断熱効果が抜群!
テントマットは、地面の凹凸を軽減するのと同じくらい重要な役割があります。それは、「断熱」です。冬場の冷気や夏場の夜の地面は想像以上に冷えるので、その地面の温度が直接体に伝わってとても寝心地が悪くなってしまいます。
インナーマットとの違いは?
何も敷かないと冷気や凹凸のある地面の感触が直に伝わるため、寝心地が格段に悪いです。テント内で使用するマットには、寝袋の下に敷くキャンプマットとテント全体に敷くインナーマットの2種類があります。
- キャンプマット…自分が寝るスペースの下に敷く
- インナーマット…テント全体に敷くマット
ファミリーやグループでキャンプしたい方はインナーマットがおすすめです。インナーマットはテントについてくることが多いです。
種類
キャンプマットには大きく4種類があります。
- 銀マット…軽量で柔らかいため、丸めて収納しやすいです。春・秋といった涼しい季節におすすめ!
- ウレタンマット…コンパクトに折りたたみやすい断熱性に優れたキャンプマット。気温差の激しい地域におすすめです。
- エアマット…キャンプマットの中で一番クッション性が高いです。空気を入れるだけのため、設置・撤去が簡単!
- インフレーターマット…自動で空気が入るため設置撤去が簡単なキャンプマット。
キャンプマット/インナーマットを選ぶときの注意点
以下の2つを気にして購入すると良いです!
マットのサイズ選び
サイズが合わない場合、足や頭がはみ出てしまうなんてことも。サイズもバリエーション豊富にあるので自分の目的やテントの形状を考えて選ぶ必要があります。快適な睡眠には身体より一回り大きなものを選ぶと寝返りをうつことが出来るので良いでしょう。
シングルは大体190×65×8cm程度。縦は大きいものでは200cmを超えるものもあります!
ダブルでは大体200×135×10cm程度。横がシングルの2倍近くあり、厚さもものによって大きく異なるので注意!
マットの厚さ
テントマットを選ぶ際は「硬さ」のほかに、「弾力性」や「生地感」「厚み」も重要になってきます。基本的には厚みが4〜5cm以上のものを選ぶと安心です。コンパクトにまとめたい場合はそれ以下、寝心地を重視する場合はそれ以上という基準で選ぶと良いでしょう。
仰向きだったり寝返りをうったりと、就寝時はさまざまな角度で体に負荷がかかります。また、実際のキャンプ場は地面の思わぬところに石があったり、傾斜があることも。翌日のコンディションのためにも寝心地は重視して選びましょう!